第二小学校新春川柳表彰式
3月12(火)本日第二小学校朝礼の時間をお借りして、第49回白椿地区公民館杯新春川柳大会の小学生の部の表彰式を行ってきました。
小学生から投句された川柳をひとつづつ読んでいただき、優秀な句について低学年、高学年と選んでいただきました。低学年は海老名校長先生に選んでいただき、高学年については白椿川柳会の伊藤綾女さんに選んでいただきました。大変ご苦労いただいたことでしょう。
綾女さんについては40年以上白椿川柳会を背負ってこられた方で、御年96歳の方だとお話ししたところ、児童の皆さんはびっくりした様子で目を大きくさせて驚かれていました。
表彰をするにあたり低学年、高学年の皆さんの三光五客に入られた方について名前が呼ばれたらその場に起立していただきました。元気な声で返事をしてくれました。
鈴木館長よりそれぞれの代表者
低学年 3年 長谷川はるきくん 天位「わらわらけ とけるアイスを わたすそ母」
高学年 4年 川崎ゆなさん 天位「大地震 助け合いが大事だね」
の2名に表彰状と参加賞を授与していただきました。
館長から来年度は50回を迎えることも含め、感謝の意味を込めてご挨拶をしていただきました。
※ 伊藤綾女さんよりいただいたお手紙で高学年の上位の句に対しての好評をいただきました。
人位 「ゆきふらず よろこぶ父に 悲しむ子」
雪かきや雪下しをせずに喜ぶ父親を見て、雪合戦・スキーの出来ない子供の悲しさを
表現素直な気持ちがかわいい句でした。
地位 「きれいだな 貝がらいっぱい 海の音」
海水浴でみつけた色とりどりの貝がらを波が運んだ海の音の着想素晴らしい
天位 「大地震 助け合いが 大事だね」
正月早々に能登半島の大地震、被害の大きさに各地からボランティアや救援
物資等での助け合いが何より大切ですよね。暖かい気持ちが伝わって来た川柳
でした。お見事!
と嬉しい好評をいただきました。今の小学生の父兄の方も小学生の頃に川柳を書いてもらっていました。子ども達が大きく育ち親になり、そしてその子供が川柳を作ってくれる、そんな今後に期待しておられるようなお言葉でした。
低学年は家族と一緒に指折り五七五を考えたということもあるでしょう。
いつしか冬休み中の宿題となり、いつしか家族団らんが伺えるようなことになっているのかと推測しております。そんな光景が目に浮かび選句集を作りました。
毎年、ご協力を頂きながら継続させていただいており、諸先生方には深く感謝申し上げます。
各学年ごと選句集をお配りいたしましたのでご覧ください。
誠にありがとうございました。